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Instagramビジネスアカウントとは?作り方・切り替え方・メリットを徹底解説【2026年版】

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Instagramを企業や店舗の集客・販促に活用するなら、まず知っておきたいのが「Instagramのビジネスアカウント」です。

Instagramでは通常の個人アカウントとは別に、企業や店舗、ブランドなどの利用を想定したビジネス向けのアカウントを利用できます。ビジネスアカウントに切り替えることで、投稿やアカウントの反応を確認できるインサイト、広告配信、予約投稿、プロフィール上のビジネス情報表示など、運用や集客に役立つさまざまな機能を使えるようになります。

一方で、「個人アカウントと何が違うの?」「料金はかかる?」「ビジネスアカウントにするとデメリットはある?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Instagramのビジネスアカウントとは何かという基本から、個人アカウント・クリエイターアカウントとの違い、作り方・切り替え方法、メリット・デメリット、活用できる機能、運用のポイントまでわかりやすく解説します。

これから企業や店舗でInstagramを始めたい方はもちろん、すでに個人アカウントを運用していてビジネスアカウントへの切り替えを検討している方も、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. Instagramのビジネスアカウントとは?
  2. Instagramのビジネスアカウントでできること
  3. Instagramビジネスアカウントの作り方・切り替え方法
  4. Instagramビジネスアカウントのメリット
  5. Instagramビジネスアカウントのデメリット・注意点
  6. Instagramビジネスアカウントを個人アカウントに戻す方法
  7. Instagramビジネスアカウントのインサイトで見るべき指標
  8. Instagramビジネスアカウントを伸ばす6つのポイント
  9. Instagramビジネスアカウントに関するよくある質問(FAQ)
  10. まとめ

Instagramのビジネスアカウントとは?

Instagramのビジネスアカウントとは、企業や店舗、ブランドなどがInstagramをビジネス目的で活用するためのアカウントです。

Instagramでは、通常の個人アカウントから「プロアカウント」へ切り替えることができ、プロアカウントには主に「ビジネス」と「クリエイター」の2種類があります。そのうちビジネスアカウントは、企業・店舗・ブランド・サービスなどの運用に向いたアカウントタイプです。

ビジネスアカウントにすると、通常の投稿やリール、ストーリーズといった基本機能に加えて、アカウントや投稿の成果を確認するインサイト、広告配信、ビジネス情報の表示、予約投稿など、マーケティングや運用に役立つ機能を利用できるようになります。

つまり、Instagramを単に「投稿するSNS」として使うのではなく、認知拡大や集客、問い合わせ、商品・サービスの販売促進につなげたい場合に適したアカウントです。

個人アカウントとの違い

個人アカウントとビジネスアカウントの大きな違いは、ビジネス向けの分析・広告・運用機能を利用できるかどうかです。

個人アカウントは、写真や動画の投稿、ストーリーズ、DMなど、Instagramを日常的に楽しむための基本機能が中心です。

一方、ビジネスアカウントでは、投稿がどれくらいのユーザーに届いたのか、どのコンテンツからフォローにつながったのかといったデータをインサイトで確認できます。また、Instagram広告を使ってフォロワー以外のユーザーへ商品やサービスを訴求することも可能です。

プロフィール上に業種カテゴリや連絡先などのビジネス情報を表示できる点も、個人アカウントとの違いです。

そのため、プライベートな交流が中心であれば個人アカウントで十分ですが、企業や店舗としてInstagramから集客や問い合わせにつなげたい場合には、ビジネスアカウントのほうが運用しやすいと言えるでしょう。

クリエイターアカウントとの違い

Instagramのプロアカウントには、「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」があります。

どちらもインサイトなどのプロ向け機能を利用できますが、想定されている利用者が異なります。

ビジネスアカウントは、企業、店舗、ブランド、サービス事業者などの利用に向いています。一方、クリエイターアカウントは、インフルエンサー、アーティスト、著名人、コンテンツクリエイターなど、個人として情報発信や活動を行うユーザーに向いています。

企業名や店舗名でInstagramを運用し、商品・サービスの認知拡大や問い合わせ、広告配信などにつなげたいのであれば、基本的にはビジネスアカウントが選択肢になります。

反対に、個人の名前やキャラクターを軸に発信し、自分自身をブランドとして活動していく場合には、クリエイターアカウントのほうが運用目的に合うケースがあります。

「どちらのほうが優れているか」ではなく、企業・店舗として運用するのか、個人クリエイターとして活動するのかを基準に選ぶことが重要です。

ビジネスアカウントは無料で使える?

Instagramのビジネスアカウントへの切り替え自体に料金はかかりません。

個人アカウントからビジネスアカウントへ切り替える場合も、ビジネスアカウントの基本機能を利用する場合も無料です。

そのため、「まずはInstagramをビジネスに活用してみたい」という企業や店舗でも導入しやすいのが特徴です。

ただし、Instagram広告を配信する場合には広告費が発生します。また、外部の運用ツールや制作サービス、Instagram運用代行などを利用する場合には、それぞれ別途費用が必要になることがあります。

つまり、ビジネスアカウントそのものは無料で利用でき、必要に応じて広告や外部サービスに費用をかける仕組みと考えておくとわかりやすいでしょう。

では、実際にInstagramのビジネスアカウントへ切り替えると、どのような機能が使えるようになるのでしょうか。次に、ビジネスアカウントでできることを詳しく見ていきます。

Instagramヘルプセンター:Instagramをビジネスに活用する

Instagramのビジネスアカウントでできること

Instagramのビジネスアカウントに切り替えると、個人アカウントにはないビジネス向けの機能を利用できるようになります。

代表的な機能は、インサイトによるデータ分析、Instagram広告の配信、プロフィールへのビジネス情報の表示、予約投稿、ショッピング機能などです。

単に投稿するだけではなく、「どの投稿が見られているのか」「どのようなユーザーに届いているのか」「どの施策が成果につながっているのか」を確認しながら改善できるのが、ビジネスアカウントの大きな特徴です。

ここでは、Instagramのビジネスアカウントで利用できる主な機能について紹介します。

インサイトを確認できる

Instagramのビジネスアカウントでは、「インサイト」と呼ばれる分析機能を利用できます。

インサイトでは、投稿やリール、ストーリーズのリーチ数やエンゲージメント、フォロワーの増減など、アカウント運用に関するさまざまなデータを確認できます。

たとえば、「どの投稿が多くのユーザーに届いたのか」「どのコンテンツが保存やシェアにつながったのか」といった結果を把握することで、次にどのような投稿を作るべきか判断しやすくなります。

企業や店舗がInstagramを集客や認知拡大に活用する場合、感覚だけで運用するのではなく、こうしたデータをもとに改善していくことが重要です。

インサイトで確認できる具体的な指標については、後ほど詳しく解説します。

関連記事:Instagramインサイトとは?分析方法についてプロが徹底解説

Instagram広告を配信できる

ビジネスアカウントでは、Instagram広告を活用してフォロワー以外のユーザーにも商品やサービスを届けることができます。

通常の投稿は、基本的にフォロワーやInstagramのおすすめ表示などを通じてユーザーに届きますが、広告を利用すれば、年齢や地域、興味・関心などに応じてターゲットを設定し、より狙ったユーザーへ情報を届けることができます。

また、既存の投稿をそのまま広告として活用する「投稿の宣伝」も利用できます。

新商品の告知、キャンペーンの案内、店舗への集客、Webサイトへの誘導など、目的に応じて広告を使い分けることで、オーガニック投稿だけでは届きにくい層にもアプローチできます。

プロフィールにビジネス情報を表示できる

Instagramのビジネスアカウントでは、プロフィール上に企業や店舗に関する情報を表示できます。

たとえば、業種やカテゴリ、メールアドレス、電話番号、住所などを設定することで、アカウントを訪れたユーザーが「どのような企業・店舗なのか」を把握しやすくなります。

また、問い合わせや予約などにつながる導線を設けられる場合もあります。

Instagramを見て興味を持ったユーザーが、そのまま問い合わせや来店、商品購入などの次の行動へ進みやすくなるため、プロフィールはビジネスアカウントにおける重要な集客導線のひとつです。

投稿だけを充実させるのではなく、プロフィール情報もあわせて整えておくことが大切です。

予約投稿ができる

ビジネスアカウントを含むプロアカウントでは、InstagramアプリやMeta Business Suiteなどを使って、投稿やリールを予約できます。

Instagramアプリの予約投稿では、原則として最大75日先まで、1日25件までコンテンツを予約できます。時間のあるときに複数の投稿を準備し、指定した日時に自動で公開できるため、日々の運用負担を減らしやすくなります。

継続的な情報発信が必要な企業や店舗にとって、予約投稿は計画的な運用に役立つ機能です。なお、利用できる投稿形式や操作画面は変更される場合があるため、実際の予約時にはInstagramアプリやMeta Business Suiteの最新画面を確認してください。

企業や店舗のInstagram運用では、通常業務と並行して投稿を作成しなければならないケースも少なくありません。予約投稿を使えば、時間のあるときに複数の投稿を準備しておき、設定した日時に自動で公開することができるため、日々の運用負担を減らしやすくなります。

また、「毎週○曜日の○時に投稿する」といった運用スケジュールも組みやすくなり、投稿頻度を安定させるのにも役立ちます。

継続的な情報発信が必要な企業・店舗にとって、予約投稿は運用効率を高めるために活用したい機能のひとつです。

ショッピング機能を活用できる

商品を販売している企業やブランドでは、Instagramのショッピング関連機能を活用できる場合があります。

商品情報を投稿やコンテンツと結びつけることで、Instagram上で商品に興味を持ったユーザーを商品ページなどへ誘導しやすくなります。

特に、ファッション、コスメ、雑貨、食品など、写真や動画との相性がよい商品では、Instagramを「商品を知ってもらう場所」だけでなく、「購入を検討してもらう場所」として活用しやすくなります。

ただし、ショッピング関連機能の利用には、地域やアカウント、商品などに関する条件が設けられている場合があります。利用を検討する際は、Instagram・Metaの最新の利用条件もあわせて確認しておきましょう。

このように、Instagramのビジネスアカウントには、分析・広告・集客・運用効率化・販売促進につながるさまざまな機能が用意されています。

では、実際にビジネスアカウントを利用するにはどのように設定すればよいのでしょうか。次に、Instagramビジネスアカウントの作り方と切り替え方法を解説します。

関連記事:Instagramショッピングの始め方と売れる導線設計|おすすめ表示・検索・DM対応まで【2026年完全版】

Instagramビジネスアカウントの作り方・切り替え方法

Instagramのビジネスアカウントを作成する方法は、主に2つです。

ひとつはすでに作成したInstagramの個人アカウントをビジネスアカウントに切り替える方法、もうひとつは最初からInstagramでビジネスアカウントを作成する方法です。

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

個人アカウントからビジネスアカウントへ切り替える方法

ではまず、すでにInstagramで個人アカウントを作成している方がビジネスアカウントに切り替える方法についてです。

  1. プロフィールページを開く
  2. 右上にある3本線をタップして「設定とアクティビティ」のメニューを開く
  3. 「設定とアクティビティ」から「アカウントの種類とツール」をタップする
  4. 「アカウントの種類とツール」から「プロアカウントに切り替える」の順番にタップする
  5. ビジネス内容に沿ったカテゴリを選択する

    カテゴリは、アカウントの業種や活動内容をユーザーに伝えるための項目です。自社の事業内容に最も近いカテゴリを選びましょう。なお、カテゴリラベルはプロフィール上で非表示にすることもできます。

  6. アカウントタイプで「ビジネス」を選択する
  7. ビジネスの公開情報を登録する

必要に応じて、メールアドレス、電話番号、住所などの連絡先情報を設定します。連絡先情報の登録は必須ではなく、プロフィール上に表示するかどうかも設定できます。個人用の電話番号や住所を誤って公開しないよう、表示内容を確認しておきましょう。

基本的にはビジネスの公開情報を登録するところまででOKなのですが、もしFacebookページを持っている場合にはInstagramのビジネスアカウントとFacebookページの連携をおこなっておくこともできます。

連携することでMeta広告マネージャから広告を配信できたり、Meta Business Suiteでプラットフォームを横断した管理をしたりすることができますので、必要な場合にはFacebookページとの連携もおこなっておくといいでしょう。

ビジネスアカウントをすぐに作成する

新規アカウントをビジネスアカウントにする方法

次に、Instagramのアカウントを作成していない方が最初からInstagramでビジネスアカウントを作成する方法についてです。

  1. Instagramアプリをダウンロードする(iOSの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playから)
  2. アプリを起動し、電話番号かメールアドレスを登録する
  3. SMSかメールに届いた認証コードを入力する
  4. 名前、パスワード、ユーザーネームを設定する
  5. デフォルト設定で個人アカウントとなっているので、先の要領でビジネスアカウントに切り替える

基本的にInstagramでのアカウント作成はデフォルト設定が個人アカウントになりますので、一旦個人アカウントを作成して、それをビジネスアカウントに切り替える形になります。

ただ、最初からビジネスアカウントに切り替える前提で登録することになりますので、ログイン時の情報やユーザーネームなどをきちんと考えて設定する必要があります。

例えば、そのアカウントに複数人で運用する場合でも、パスワードや認証コードの共有は避けましょう。Facebookページやビジネスポートフォリオと連携し、Meta Business Suiteから担当者ごとに必要な権限を付与すると、より安全に管理できます。

Meta公式:ビジネスポートフォリオへのユーザー追加

また、特に気を付けておきたいのがユーザーネームです。Instagramでは名前よりもユーザーネームのほうを頻繁に目にすることになりますので、ビジネスアカウントではターゲットが覚えやすいようなわかりやすく簡単なユーザーネームが望ましいでしょう。

ちなみに、ユーザーネームについては以下のようなルールがありますので、注意しておいてください。

〇30文字以内

〇使える文字は半角英数字、「.(ピリオド)」「_(アンダーバー)のみ

〇ピリオドを連続で入れたり、末尾に入れたりすることはできない

〇すでに使われているユーザーネームは使えない

Facebookページとの連携は必要?

Instagramのビジネスアカウントを利用するうえで、Facebookページとの連携は必須ではありません。

Instagram単体でも、投稿やリール、ストーリーズの運用、インサイトの確認、プロフィール情報の設定など、ビジネスアカウントの基本的な機能を利用できます。

ただし、Instagram広告を本格的に運用したい場合や、FacebookとInstagramをまとめて管理したい場合には、Facebookページと連携しておくのがおすすめです。

Facebookページと連携することで、Meta広告マネージャを使った広告配信や、Meta Business Suiteを使った投稿・メッセージ・インサイトなどの一元管理がしやすくなります。

特に、InstagramだけでなくFacebookもあわせて活用している企業や店舗では、複数のアカウントを個別に管理するよりも、Metaの管理ツール上でまとめて運用したほうが効率的です。

また、広告運用や複数人でのアカウント管理を行う場合にも、Facebookページとの連携が必要になるケースがあります。

そのため、Instagramを投稿や情報発信のみに使うのであれば、Facebookページとの連携は必須ではありません。一方で、広告配信や本格的なマーケティング運用まで考えている場合には、早めに連携しておくとスムーズです。

Meta Business Suiteの利用を始めるにはこちら

Instagramビジネスアカウントのメリット

Instagramのプロフィール画面を挟んで店舗担当者が分析グラフやカレンダーなどビジネス機能を確認するイラスト

Instagramのビジネスアカウントには、企業や店舗がInstagramを集客や販促に活用しやすくなるさまざまなメリットがあります。

インサイトによる分析や広告配信といった機能を使えるだけでなく、プロフィールから問い合わせにつなげたり、商品・サービスの認知拡大を図ったり、日々のアカウント運用を効率化したりすることもできます。

ここでは、Instagramをビジネスアカウントに切り替えることで得られる主なメリットについて解説します。

企業や店舗としてオンライン上で信頼性を高められる

 Instagramのビジネスアカウントを活用するメリットのひとつが、企業や店舗として必要な情報をプロフィール上で伝えやすくなることです。

ビジネスアカウントでは、業種やカテゴリのほか、メールアドレスや電話番号、住所などのビジネス情報を設定できます。

ユーザーが投稿を見て商品やサービスに興味を持ったとき、プロフィールを確認するだけで「どのような会社・店舗なのか」「どこから問い合わせればよいのか」を把握しやすくなります。

Instagramでは、投稿内容だけでなくプロフィールも企業や店舗の印象を左右する重要な要素です。会社名やサービス内容、連絡先、Webサイトへの導線などをわかりやすく整えることで、初めてアカウントを訪れたユーザーにも安心感を与えやすくなります。

また、公式アカウントとして継続的に情報を発信することで、商品やサービスだけでは伝わりにくい企業の考え方や雰囲気、実績なども伝えられます。

Instagramを単なる情報発信の場ではなく、企業や店舗の「オンライン上の窓口」として活用できる点は、ビジネスアカウントの大きなメリットです。

ターゲットにアカウントが表示されやすくなる

Instagramをビジネスに活用することで、自社の商品やサービスに関心を持つユーザーと接点を作りやすくなります。

Instagramでは、アカウント名やプロフィール、投稿内容などを手がかりにユーザーがアカウントを探します。そのため、自社の業種やサービス内容が伝わるプロフィールを整え、ターゲットが検索しそうな言葉を自然に盛り込んでおくことが重要です。

たとえば、店舗であれば「地域名+業種」、サービス事業者であれば「サービス名+専門分野」など、ユーザーが実際に検索するときに使いそうな言葉を意識すると、アカウントの内容を理解してもらいやすくなります。

さらに、投稿やリールを継続的に発信することで、フォロワー以外のユーザーにコンテンツを見てもらえる機会も増えていきます。

ただし、ビジネスアカウントに切り替えただけで自動的に検索順位や表示回数が上がるわけではありません。プロフィール設計や投稿内容、ユーザーからの反応などを含めて、継続的に運用していくことが大切です。

ビジネスアカウントへの切り替えが完了したら、次は集客の入り口となるプロフィールも最適化しておきましょう。

関連記事: 問い合わせを倍増させるプロフィールの作り方

インサイトデータを確認できる

Instagramのビジネスアカウントでは、インサイトを活用してアカウントや投稿のパフォーマンスを確認できます。

これは、ビジネス目的でInstagramを運用するうえで特に大きなメリットです。

通常の投稿やリール、ストーリーズを公開するだけでは、「どれくらいの人に届いたのか」「どの投稿が反応されているのか」「どのコンテンツがフォローにつながっているのか」を感覚だけで判断することになってしまいます。

インサイトを確認すれば、リーチやエンゲージメント、フォロワーの増減、プロフィール上でのアクションなどをもとに、投稿の成果を客観的に振り返ることができます。

たとえば、保存やシェアが多かった投稿があれば、そのテーマや構成を次のコンテンツにも活かすことができます。反対に、リーチは多いのにプロフィールへのアクセスやフォローにつながっていない場合には、投稿内容や導線を見直す必要があるかもしれません。

このように、投稿して終わりではなく、

投稿する → 数値を確認する → 改善する → 次の投稿に活かす

というサイクルを作れることが、インサイトを利用する大きなメリットです。

Instagram運用で成果を高めていくためには、フォロワー数だけを見るのではなく、目的に応じた指標を継続的に確認していきましょう。

関連記事:Instagramインサイトとは?分析方法についてプロが徹底解説【2025年最新版】

広告・販促機能を使える

Instagramのビジネスアカウントでは、広告や販促に関する機能を活用できる点もメリットです。

通常の投稿だけでアカウントを運用している場合、コンテンツが届く範囲はフォロワーやInstagram上でおすすめ表示されたユーザーなどに左右されます。

Instagram広告を利用すれば、フォロワー以外にも商品やサービスを知ってもらう機会を広げることができます。

新商品の告知やキャンペーン、店舗への来店促進、Webサイトへのアクセス獲得、ブランド認知の拡大など、目的に合わせて活用できるのも特徴です。

また、すでに投稿しているコンテンツを広告として活用できる場合もあるため、反応の良かった投稿をより多くのユーザーに届けるといった使い方もできます。

オーガニック投稿だけではリーチしにくいユーザーにもアプローチできるため、Instagramを本格的なマーケティングチャネルとして活用したい企業や店舗にとって大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、Instagram広告を利用する場合には広告費が発生します。まずは通常投稿で反応を確認し、成果の出ているコンテンツや商品に広告予算を投入するなど、目的を明確にしたうえで活用することが大切です。

関連記事:インスタ広告の費用相場と効果的な出し方|2025年の最新トレンドと成功事例・運用のコツ全知識紹介

問い合わせ導線を作りやすい

Instagramをビジネスアカウントとして運用することで、投稿を見たユーザーを問い合わせやWebサイトへのアクセスなど、次の行動へつなげやすくなります。

商品やサービスを知ってもらえても、その後の問い合わせ方法や購入方法がわかりにくければ、ユーザーが途中で離脱してしまう可能性があります。

そこで重要になるのが、Instagramのプロフィールや投稿からスムーズに行動できる導線を整えておくことです。

プロフィールにWebサイトへのリンクや連絡先などを設定しておけば、投稿やリールを見て興味を持ったユーザーが、そのままサービス内容の確認や問い合わせへ進みやすくなります。

また、ストーリーズではリンクステッカーを活用し、商品ページやサービスページ、キャンペーンページなどへユーザーを誘導することもできます。

Instagramでは「知ってもらう」だけでなく、「興味を持つ」「詳しく調べる」「問い合わせる・購入する」という一連の流れを意識して設計することが重要です。

投稿内容とプロフィール、Webサイトなどをつなげることで、Instagramを集客の入り口として活用しやすくなります。

ショッピング関連機能を利用できる場合がある

商品を販売している企業やブランドの場合、Instagramのショッピング関連機能を活用できることもメリットのひとつです。

Instagramは写真や動画を中心としたSNSのため、ファッションやコスメ、食品、インテリア、雑貨など、見た目から興味を持ってもらいやすい商品との相性が特に良い傾向があります。

投稿やコンテンツから商品情報へアクセスしやすい導線を作ることで、ユーザーがInstagramで商品を知り、そのまま購入を検討する流れを作りやすくなります。従来であれば、Instagramで商品を見たユーザーが商品名を覚え、検索エンジンやECサイトで改めて商品を探す必要がありました。

Instagram上で商品と購入ページへの導線をつなげることができれば、その手間を減らし、興味を持ったタイミングで商品ページへ誘導できます。

ECサイトを運営している企業にとって、Instagramを認知拡大だけでなく販売につながるチャネルとして活用できる点は大きなメリットです。

ビジネスアカウントに切り替えるだけで、ショッピング機能が自動的に利用可能になるわけではありません。利用には、Metaのコマース利用要件を満たし、ショップやカタログなどの設定・審査が必要になる場合があります。

関連記事:【保存版】Instagramショッピングの始め方|インスタおすすめ表示・DM対応・検索で発見される運用術を徹底解説

予約投稿やDM管理で運用を効率化できる

Instagramを企業や店舗で継続的に運用する場合、投稿作成やユーザー対応にかかる時間も無視できません。ビジネスアカウントでは、予約投稿やDM管理などの機能を活用することで、日々の運用を効率化できます。

予約投稿を利用すれば、投稿を公開するたびに担当者がInstagramを開く必要はありません。あらかじめ投稿を作成し、公開する日時を設定しておくことで、計画的に情報を発信できます。

たとえば、1週間分の投稿をまとめて準備して予約しておけば、通常業務が忙しい日でも一定のペースで投稿を続けやすくなります。

また、商品やサービスについてDMで問い合わせを受ける企業や店舗では、メッセージ管理も重要です。

問い合わせが増えてくると、返信漏れや対応の遅れが発生することがあります。重要なメッセージを整理したり、よくある問い合わせへの返信を効率化したりすることで、ユーザー対応にかかる負担を抑えやすくなります。

Instagram運用は、一度投稿すれば終わりではありません。

企画、制作、投稿、ユーザー対応、分析、改善を継続していく必要があります。そのため、予約投稿やメッセージ管理などの機能を活用し、できるだけ運用を仕組み化しておくことが大切です。

特に複数人でInstagramを運用している企業では、投稿スケジュールや問い合わせ対応のルールをあらかじめ決めておくと、より安定したアカウント運用につながります。

Instagramビジネスアカウントのデメリット・注意点

Instagramのビジネスアカウントには、インサイトや広告、予約投稿など、企業や店舗の運用に役立つ機能が多く用意されています。

一方で、ビジネスアカウントならではの制約や、運用するうえで知っておきたい注意点もあります。

「ビジネスアカウントにすれば必ず成果が出る」というわけではないため、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、自社の目的に合っているかを判断することが大切です。

ここでは、Instagramビジネスアカウントの主なデメリット・注意点を紹介します。

非公開アカウントにできない

Instagramのビジネスアカウントは、基本的に非公開アカウントとして運用することができません。

個人アカウントでは、アカウントを非公開に設定し、承認したフォロワーだけに投稿を見せることができます。

一方、ビジネスアカウントは企業や店舗の商品・サービス、情報を広く届けることを前提としたアカウントのため、公開状態での運用が基本となります。

そのため、「限られたユーザーだけに投稿を見せたい」「既存顧客だけのクローズドなコミュニティとして使いたい」といった目的には、ビジネスアカウントが向かない場合があります。

ただし、企業や店舗が認知拡大や集客を目的にInstagramを利用するのであれば、公開アカウントであること自体は大きなデメリットにならないケースがほとんどです。

むしろ、フォロワー以外のユーザーにも投稿を見てもらうためには、公開状態で継続的に情報発信することが重要です。

一部機能や音源に制限がある場合がある

Instagramのビジネスアカウントでは、個人アカウントやクリエイターアカウントと比べて、一部の機能や音源の利用に制限がかかる場合があります。

特にリールやストーリーズで使用する音楽については、著作権や商用利用の関係から、ビジネスアカウントでは利用できる楽曲が限られるケースがあります。

そのため、トレンドになっている音源を使って投稿したい場合でも、ビジネスアカウントでは同じ楽曲を選択できないことがあります。音楽やトレンドを活用したコンテンツ制作を重視している場合は、利用できる音源の範囲を事前に確認しておくとよいでしょう。

ただし、企業や店舗が商品やサービスの訴求を目的としてInstagramを運用する場合には、音源の選択肢だけでアカウントタイプを決める必要はありません。

自社で制作した音源や、商用利用が認められている音源を活用するなど、運用方法を工夫することも可能です。

運用に時間とリソースがかかる

ビジネスアカウントに切り替えたからといって、自動的にフォロワーが増えたり、問い合わせや売上が伸びたりするわけではありません。

Instagramで成果を出すためには、継続的な投稿やリールの制作、コメントやDMへの対応、インサイトの分析、プロフィールの改善など、日々の運用が必要になります。

企業や店舗の場合、本来の業務と並行してInstagramを運用するケースも多いため、担当者の負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。

また、単に投稿数を増やせばよいというわけではありません。

どのようなユーザーに届けたいのかを明確にし、そのターゲットにとって役立つ情報や興味を持ってもらえるコンテンツを継続的に発信する必要があります。

運用を始める前に、

  • 誰が担当するのか
  • どのくらいの頻度で投稿するのか
  • どのような内容を発信するのか
  • どの指標を見て改善するのか

といった運用ルールを決めておくと、途中で更新が止まるのを防ぎやすくなります。

社内で十分なリソースを確保できない場合には、投稿制作や分析の一部を外部に依頼することも選択肢のひとつです。

広告を利用する場合は費用がかかる

Instagramのビジネスアカウント自体は無料で利用できますが、Instagram広告を配信する場合には広告費がかかります。

ビジネスアカウントに切り替えただけで費用が発生するわけではありませんが、より多くのユーザーに商品やサービスを届けたい場合には、広告の利用を検討するケースも出てきます。

Instagram広告は、予算や配信期間を設定して利用できますが、広告を出せば必ず成果が出るわけではありません。ターゲット設定やクリエイティブ、広告文、リンク先ページなどによって成果は大きく変わります。

特に、目的を決めずに広告を配信すると、アクセスや表示回数は増えても、問い合わせや購入につながらない可能性があります。

そのため、広告を利用する場合には、

  • 認知を広げたいのか
  • Webサイトへのアクセスを増やしたいのか
  • 問い合わせや購入につなげたいのか

といった目的を明確にしたうえで配信することが大切です。

また、通常投稿で反応の良いテーマやクリエイティブを確認してから広告に活用すると、無駄な広告費を抑えやすくなります。

Instagramのビジネスアカウントにはいくつかの制約や運用上の負担がありますが、企業や店舗がInstagramを集客や販促に活用するのであれば、メリットのほうが大きいケースも多いです。

重要なのは、「ビジネスアカウントに切り替えること」そのものを目的にするのではなく、自社がInstagramで何を達成したいのかを明確にしたうえで運用することです。

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Instagramビジネスアカウントを個人アカウントに戻す方法

Instagramのビジネスアカウントは、必要に応じて個人アカウントへ戻すことができます。

「ビジネスアカウントに切り替えたものの、自分の使い方には合わなかった」「非公開アカウントとして使いたい」といった場合には、アカウント設定から変更可能です。

一般的には、プロフィール画面から設定メニューを開き、アカウントタイプに関する項目から個人アカウントへの切り替えを選択します。ただし、Instagramはアップデートによってメニュー名や表示位置が変わることがあります。実際に操作する際は、アプリ内に表示されている最新の案内に沿って進めてください。

個人アカウントへ戻すと、ビジネスアカウントで利用していたインサイトや一部のビジネス向け機能は利用できなくなります。

そのため、今後も投稿分析や広告運用を行う予定がある場合には、本当に個人アカウントへ戻す必要があるか確認してから変更するのがおすすめです。

切り替えるとデータはどうなる?

ビジネスアカウントから個人アカウントへ切り替えても、通常はこれまでに投稿した写真や動画、リール、フォロワーなどがすべて削除されるわけではありません。

これまでの投稿内容やフォロー・フォロワーの関係は基本的にそのまま維持されます。

一方で、ビジネスアカウントで利用していたインサイトなどの分析機能は、個人アカウントへ切り替えると、アプリ内のインサイトにはアクセスできなくなります。ただし、切り替え後90日以内にプロアカウントへ戻した場合は、過去のインサイトデータへ再びアクセスできると案内されています。重要な数値は、切り替える前に記録しておくと安心です。

特に企業や店舗でInstagramを運用している場合には、リーチやエンゲージメント、フォロワーの増減などを定期的に記録しているケースもあります。

個人アカウントへ戻す前に、必要なインサイトデータを整理しておくと、後から比較や分析をしたいときにも役立ちます。

再びビジネスアカウントに変更できる?

一度ビジネスアカウントから個人アカウントへ戻した場合でも、必要になれば再びビジネスアカウントへ切り替えることができます。そのため、「一度ビジネスアカウントにしたら元に戻せない」ということではありません。

Instagramの利用目的が変わったときには、個人アカウントとビジネスアカウントを使い分けることも可能です。たとえば、最初は個人利用が中心だったものの、後から商品販売や店舗集客にInstagramを活用したくなった場合には、再びビジネスアカウントへ変更できます。

ただし、アカウントタイプを頻繁に切り替えると、分析データの確認や運用方針がわかりにくくなる可能性があります。

企業や店舗として継続的にInstagramを活用する予定があるのであれば、ビジネスアカウントのまま運用し、インサイトや広告などの機能を活かしていくほうが管理しやすいでしょう。

アカウントタイプは、Instagramをどのような目的で利用するのかに合わせて選ぶことが大切です。

Instagramビジネスアカウントのインサイトで見るべき指標

Instagramのビジネスアカウントでは、インサイトを使ってアカウントや投稿のパフォーマンスを確認できます。ただし、数字を眺めるだけでは十分ではありません。大切なのは、どの指標を見て、何を判断するのかを理解することです。

たとえば、認知を広げたいのであればリーチ、投稿への反応を見たいのであればエンゲージメント、アカウントの成長を確認したいのであればフォロワー増減といったように、目的によって注目すべき指標は異なります。

ここでは、Instagramビジネスアカウントを運用するうえで特に確認しておきたい指標を紹介します。

リーチ

リーチは、投稿やリール、ストーリーズなどのコンテンツが、どれくらいのユーザーに届いたかを確認するための重要な指標です。

特に、Instagramで認知拡大を目指している場合には、まずリーチを確認するとよいでしょう。

リーチが伸びている投稿は、フォロワーだけでなく、フォロワー以外のユーザーにも表示されている可能性があります。

反対に、投稿を続けているのにリーチが伸びていない場合は、テーマやクリエイティブ、投稿形式などを見直す必要があります。

リーチを見る際は、単純な数値だけでなく、どの投稿形式で伸びているのかも確認することが大切です。

たとえば、通常投稿よりもリールのほうが多くのユーザーに届いているのであれば、リールの比率を増やす判断もできます。

また、フォロワー以外へのリーチが多い投稿は、新規ユーザーとの接点を作れている可能性が高いため、同じテーマや構成を次の投稿にも活かすとよいでしょう。

エンゲージメント

エンゲージメントは、投稿を見たユーザーがどれくらい反応したかを確認するための指標です。代表的な反応には、いいね、コメント、保存、シェアなどがあります。

リーチが「どれくらい見られたか」を表す指標だとすれば、エンゲージメントは「見たユーザーがどれくらい興味を持ったか」を判断するための指標と言えます。

特にビジネスアカウントでは、いいね数だけでなく、保存やシェアにも注目することが重要です。保存されている投稿は、「あとでもう一度見たい」と思われている可能性があります。

また、シェアされている投稿は、「他の人にも伝えたい」と思われるだけの価値があるコンテンツと考えることができます。

そのため、

  • いいねが多い投稿
  • 保存されやすい投稿
  • シェアされやすい投稿
  • コメントが集まりやすい投稿

それぞれの特徴を分析すると、自社のユーザーがどのようなコンテンツに反応しているのかが見えてきます。エンゲージメントが高かった投稿のテーマや構成を洗い出し、次のコンテンツ企画に活かしていきましょう。

フォロワー増減

フォロワー増減も、Instagramアカウントの成長を確認するために重要な指標です。単純なフォロワー数だけでなく、「どの期間に増えたのか」「どのタイミングで減ったのか」を確認することで、運用の成果を判断しやすくなります。

たとえば、特定のリールを投稿したあとにフォロワーが大きく増えているのであれば、その投稿が新規ユーザーの獲得につながった可能性があります。

一方で、投稿頻度や発信内容を変更したあとにフォロー解除が増えている場合には、既存フォロワーが期待している内容とのズレが生じているかもしれません。フォロワー数は多ければよいというものではありません。

自社の商品やサービスに興味を持つユーザーが増えているかどうかを意識することが大切です。

また、フォロワーの属性やアクティブな時間帯を確認できる場合には、それらの情報も投稿内容や投稿時間を決める参考になります。フォロワーの増減を定期的に確認し、どの投稿や施策が成長につながったのかを振り返っていきましょう。

プロフィールアクション

プロフィールアクションは、Instagramの投稿やリールを見たユーザーが、その後どのような行動を取ったのかを確認するうえで重要です。

たとえば、プロフィールへのアクセス、Webサイトリンクのクリック、問い合わせにつながるアクションなどが確認できる場合があります。ビジネス目的でInstagramを運用する場合、リーチやいいねだけでなく、実際に次の行動につながっているかを見ることが大切です。

たとえば、リールのリーチが大きく伸びていても、プロフィールアクセスがほとんど増えていない場合には、投稿を見たユーザーが「もっと詳しく知りたい」と感じるところまで興味を持っていない可能性があります。

反対に、リーチ自体はそれほど多くなくても、プロフィールアクセスやWebサイトクリックにつながっている投稿は、見込み顧客との接点を作れている可能性があります。

Instagramを集客につなげたい場合には、

投稿を見る

プロフィールを確認する

Webサイトを見る

問い合わせ・購入する

というユーザーの動きを意識して、各段階の数値を確認していきましょう。

プロフィールアクセスは多いのにWebサイトクリックが少ない場合には、プロフィール文やリンク導線を改善する必要があるかもしれません。

このように、プロフィールアクションを見ることで、投稿から問い合わせや購入までの導線にどこまでユーザーを動かせているのかを判断できます。

リール・ストーリーズの指標

Instagramでは、通常投稿だけでなく、リールやストーリーズにもそれぞれ確認しておきたい指標があります。

リールで見るべき指標

リールでは、再生回数だけを見るのではなく、どの程度視聴され続けているかを確認することが重要です。たとえば、動画の冒頭で多くのユーザーが離脱している場合には、最初の数秒で内容に興味を持ってもらえていない可能性があります。その場合は、動画の冒頭に結論やメリットを入れる、テロップを工夫するなどの改善が考えられます。

また、リール経由でプロフィールアクセスやフォローが増えているかも確認しておきたいポイントです。

再生回数が多いだけではビジネス成果につながるとは限らないため、

  • 再生される
  • 最後まで見てもらう
  • プロフィールへ移動してもらう
  • フォローや問い合わせにつなげる

という流れを意識して分析するとよいでしょう。

ストーリーズで見るべき指標

ストーリーズでは、リーチのほか、ユーザーがどのようにストーリーズを見ているのかを確認できます。

途中で離脱しているユーザーが多い場合には、投稿枚数が多すぎる、内容がわかりにくい、最初のストーリーズで興味を引けていないなどの可能性があります。

一方で、リンクタップや返信などのアクションが多いストーリーズは、ユーザーの関心を高められていると考えられます。ストーリーズは24時間で表示が終了するコンテンツですが、ユーザーとの距離を縮めたり、Webサイトや商品ページへ誘導したりするうえで重要な役割を持っています。

そのため、単に毎日投稿するのではなく、どのテーマや見せ方が反応につながっているのかを定期的に振り返ることが大切です。Instagramのインサイトを見るときは、ひとつの指標だけで判断しないことも重要です。

たとえば、リーチが増えていてもエンゲージメントが下がっている場合と、リーチは少なくてもプロフィールアクセスや問い合わせにつながっている場合では、評価すべきポイントが異なります。

リーチ → エンゲージメント → プロフィールアクセス → フォロー・問い合わせ

というように、複数の指標を組み合わせてユーザーの行動を確認すると、改善すべきポイントが見つけやすくなります。

Instagram運用では、「数字を増やすこと」そのものではなく、自社の目的につながる数字を伸ばすことを意識しましょう。

Instagramビジネスアカウントを伸ばす6つのポイント

Instagramのビジネスアカウントは、切り替えるだけで成果が出るものではありません。

認知拡大やフォロワー獲得、問い合わせ、商品・サービスの購入につなげるためには、ターゲット設定、競合分析、コンテンツ設計、継続的な投稿、インサイトを活用した改善まで含めて運用することが重要です。

特に、企業や店舗のInstagram運用では「なんとなく投稿する」のではなく、誰に・何を・どのように届けるのかを明確にし、数値を見ながら改善を重ねていく必要があります。

ここでは、Instagramビジネスアカウントを伸ばすために押さえておきたい6つのポイントを紹介します。

ポイント1 ターゲットを定義する

Instagramビジネスアカウントを伸ばすためには、まず「誰に向けて発信するのか」を明確にすることが大切です。ターゲットが曖昧なままでは、投稿テーマやデザイン、キャプション、訴求内容に一貫性がなくなり、ユーザーにも「何のアカウントなのか」が伝わりにくくなります。

たとえば、ターゲットを考える際には、

  • 年齢層
  • 性別
  • 居住エリア
  • 職業やライフスタイル
  • 抱えている悩み
  • 興味・関心
  • Instagramを利用する目的
  • 商品やサービスを選ぶ際に重視するポイント

などを具体的に整理するとよいでしょう。

店舗ビジネスであれば「近隣エリアに住む20〜40代の女性」、BtoBサービスであれば「SNS集客に悩んでいる中小企業の担当者」のように、ある程度具体的に設定することで、発信内容を考えやすくなります。ターゲットが明確になると、「どのような投稿なら保存されるのか」「どのような悩みに答えるべきか」「どの言葉で伝えると反応されやすいか」も見えてきます。

Instagramでは、幅広いユーザーに無理に届けようとするよりも、まずは自社の商品やサービスと相性のよいユーザーに刺さる情報を発信することが重要です。

ポイント2 競合アカウントを分析する

Instagramを運用する際は、競合企業や同じジャンルで伸びているアカウントを定期的に分析しましょう。競合分析の目的は、投稿内容をそのまま真似することではありません。

「どのような情報がユーザーに支持されているのか」「自社には何が足りないのか」「どこで差別化できるのか」を把握することが目的です。

競合アカウントを見る際は、次のようなポイントを確認すると分析しやすくなります。

  • どのような投稿テーマが多いか
  • フィード投稿とリールの比率
  • 投稿頻度
  • 反応の良い投稿の特徴
  • 保存・シェアされそうな内容
  • 投稿のデザインやトーン
  • キャプションの構成
  • プロフィールの訴求内容
  • Webサイトや問い合わせへの導線
  • コメント欄でユーザーが何を求めているか

たとえば、競合のリールだけが大きく伸びているのであれば、そのジャンルでは動画との相性がよい可能性があります。

また、競合が商品紹介ばかり発信している一方で、ユーザーからは「使い方」や「選び方」に関する質問が多いのであれば、自社ではノウハウ型コンテンツを増やすことで差別化できるかもしれません。

Meta Business Suiteなどでは、同種のビジネスとのベンチマーク情報が表示される場合があります。ただし、特定の競合アカウントについて、非公開のインサイトや詳細なフォロワー推移を確認できるわけではありません。基本的には、公開されている投稿内容、投稿頻度、フォロワー数、コメントなどをもとに分析します。ただし、競合を見すぎて自社らしさを失わないことも重要です。

競合分析は、「真似するため」ではなく「市場を理解し、自社の強みを明確にするため」に行いましょう。

ポイント3 高品質なコンテンツを作る

Instagramでは、単に見た目がきれいな投稿を作ればよいわけではありません。重要なのは、ターゲットにとって価値があり、見たあとに何かしらの行動につながるコンテンツを作ることです。

高品質なコンテンツには、たとえば次のような特徴があります。

  • 悩みや疑問を解決できる
  • 新しい知識を得られる
  • あとで見返したくなる
  • 他の人に共有したくなる
  • 商品やサービスの魅力が理解できる
  • 見た瞬間に内容が伝わる
  • 最後まで見たくなる構成になっている

特に、ノウハウやチェックリスト、比較、失敗例、手順解説などは、保存やシェアにつながりやすいコンテンツです。また、リールの場合は冒頭で興味を引けるかどうかも重要です。

最初の数秒で「誰向けの内容なのか」「何がわかるのか」を伝えることで、続きを見てもらいやすくなります。

画像や動画のクオリティだけでなく、

  • テーマ選定
  • 構成
  • タイトル
  • キャプション
  • CTA(行動喚起)

まで含めて設計することが大切です。

たとえば、投稿の最後に「保存してあとで確認してください」「詳しくはプロフィールのリンクからご覧ください」といったCTAを入れることで、ユーザーの次の行動を促しやすくなります。

関連記事:【2025年版】インスタ投稿ネタ切れを完全解決!初心者向けおすすめアイデア10選と継続のコツ

ポイント4 アカウントの世界観を統一する

Instagramでは、個々の投稿だけでなく、アカウント全体の印象も重要です。プロフィールを訪れたユーザーが複数の投稿を見たときに、色使いやデザイン、言葉遣い、発信テーマがバラバラだと、ブランドの印象が伝わりにくくなります。

そこで意識したいのが、アカウント全体の世界観を統一することです。世界観というと、配色やフォントなどのデザイン面だけをイメージしがちですが、それだけではありません。

  • ブランドカラー
  • 写真や動画の雰囲気
  • フォントやテンプレート
  • キャプションのトーン
  • 発信するテーマ
  • ユーザーへの呼びかけ方
  • 商品・サービスの見せ方

なども含めて統一することが大切です。

たとえば、専門性の高さを伝えたい企業であれば、落ち着いたデザインと論理的な解説を中心にする方法があります。

一方、親しみやすさを重視する店舗であれば、スタッフの顔や日常の様子を交えながら、柔らかい言葉で発信するほうが合うかもしれません。重要なのは、流行しているデザインをそのまま取り入れることではなく、自社のブランドイメージとターゲットに合った統一感を作ることです。

アカウント全体に一貫性があると、ユーザーに覚えてもらいやすくなり、ブランド認知にもつながります。

ポイント5 継続できる投稿スケジュールを作る

Instagram運用では、短期間だけ投稿を増やすよりも、継続して情報を発信できる体制を作ることが重要です。投稿頻度に絶対的な正解があるわけではありません。

毎日投稿しても内容の質が下がってしまえば逆効果になる可能性がありますし、投稿頻度が少なくても、継続して価値ある情報を届けられていればユーザーとの関係は築けます。

そのため、自社が無理なく続けられる投稿スケジュールを設定しましょう。

たとえば、

  • フィード投稿:週2回
  • リール:週1〜2回
  • ストーリーズ:できる範囲で継続
  • 月1回:インサイト分析

のように、投稿形式ごとにおおよその頻度を決めておくと管理しやすくなります。また、毎回ゼロから投稿内容を考えると運用担当者の負担が大きくなります。

ビジネスアカウントでは予約投稿も活用できるため、時間のあるときに複数の投稿をまとめて準備し、計画的に公開すると運用負担を軽減できます。

Instagram運用では、「毎日投稿すること」よりも「継続できる仕組みを作ること」を優先しましょう。

ポイント6 インサイトを見て改善する

Instagramビジネスアカウントを伸ばすためには、投稿したあとの分析と改善が欠かせません。投稿数を増やすだけではなく、インサイトを使って「何がうまくいったのか」「何を改善すべきなのか」を確認しましょう。

まずは、Instagram運用の目的に合わせて見るべき指標を決めます。認知拡大が目的であればリーチユーザーからの反応を増やしたいのであれば保存・シェア・コメントフォロワー獲得が目的であればフォロー数やプロフィールアクセス集客が目的であればWebサイトクリックや問い合わせにつながるアクションを確認します。

分析するときは、1投稿だけを見て判断するのではなく、複数の投稿を比較することが大切です。

たとえば、

リールのほうがフィード投稿よりリーチが高い
ノウハウ投稿は保存されやすい
事例紹介はプロフィールアクセスにつながりやすい
商品紹介だけでは反応が低い

といった傾向が見えてくれば、次の投稿内容を改善できます。

Instagramで成果を出しているアカウントも、最初から正解を知っているわけではありません。投稿と分析を繰り返しながら、自社のターゲットに合ったテーマやフォーマットを見つけていくことが、ビジネスアカウントを継続的に伸ばすためのポイントです。

Instagramビジネスアカウントに関するよくある質問(FAQ)

ビジネスアカウントは無料ですか?

はい、Instagramのビジネスアカウントは無料で利用できます。個人アカウントからビジネスアカウントへ切り替える際に料金はかかりません。インサイトの確認やビジネス情報の表示など、基本的な機能も無料で利用できます。

ビジネスアカウントにするとフォロワーにバレますか?

ビジネスアカウントに切り替えたことが、フォロワーに個別通知されるわけではありません。ただし、プロフィール上にカテゴリや連絡先などのビジネス情報を表示している場合は、アカウントを見たユーザーがビジネス目的で運用していることに気づく可能性があります。

また、投稿内容やプロフィール文が企業・店舗向けの内容に変われば、フォロワーから見ても運用方針が変わったことはわかりやすくなります。「ビジネスアカウントに変更したことを知られたくない」という場合は、プロフィール上にどの情報を表示するかを確認しておくとよいでしょう。

ビジネスアカウントにすると閲覧履歴は分かりますか?

ビジネスアカウントにしても、プロフィールを見たユーザーを個別に特定できるわけではありません。インサイトでは、プロフィールへのアクセス数や投稿・リールのリーチなどを確認できますが、「誰がプロフィールを見たのか」までは通常確認できません。

一方、ストーリーズについては、公開後の一定期間、閲覧したアカウントを確認できる場合があります。つまり、ビジネスアカウントにしたからといって、すべての閲覧履歴や訪問者の名前が分かるようになるわけではありません。

個人アカウントに戻せますか?

はい、ビジネスアカウントから個人アカウントへ戻すことは可能です。アカウント設定からアカウントタイプを変更できます。

個人アカウントへ戻しても、通常はこれまでの投稿やフォロワーがすべて削除されるわけではありません。ただし、インサイトなどのビジネス向け機能は利用できなくなります。

また、必要になれば再びビジネスアカウントへ切り替えることもできます。詳しくは、前述の「Instagramビジネスアカウントを個人アカウントに戻す方法」で解説しています。

ビジネスアカウントとクリエイターアカウントはどちらがおすすめ?

企業や店舗、ブランド、サービス事業者として運用するのであれば、基本的にはビジネスアカウントがおすすめです。ビジネスアカウントは、企業や店舗が商品・サービスの認知拡大、集客、問い合わせ、広告運用などに活用することを想定したアカウントです。

一方、クリエイターアカウントは、インフルエンサー、アーティスト、著名人、個人クリエイターなど、個人を軸に情報発信する場合に向いています。

そのため、

  • 企業・店舗・ブランドとして運用するならビジネスアカウント
  • 個人の名前や活動を軸に発信するならクリエイターアカウント

という考え方で選ぶとわかりやすいでしょう。どちらが優れているというよりも、Instagramをどのような目的で使うのかに合わせて選ぶことが重要です。

フォロワーが少なくてもビジネスアカウントにする意味はありますか?

はい、フォロワーが少なくてもビジネスアカウントにする意味はあります。ビジネスアカウントのメリットは、フォロワー数が多い場合だけに得られるものではありません。

インサイトを使えば、フォロワーが少ない段階から「どの投稿が見られているか」「どのテーマに反応があるか」を確認できます。むしろ、アカウントを立ち上げたばかりの段階からデータを見ながら運用することで、早い段階で方向性を修正しやすくなります。

また、プロフィールにビジネス情報を整えたり、広告を使ってフォロワー以外のユーザーへ届けたりすることもできます。

そのため、フォロワー数が増えてから切り替えるのではなく、企業や店舗としてInstagramを運用することが決まっているのであれば、早めにビジネスアカウントへ切り替えても問題ありません。

ビジネスアカウントにするとリーチが落ちますか?

ビジネスアカウントに切り替えたことだけを理由に、必ずリーチが落ちるとは言えません。Instagramのリーチは、投稿内容やユーザーからの反応、コンテンツの形式、フォロワーとの関係性など、さまざまな要素の影響を受けます。

そのため、切り替え後にリーチが下がった場合でも、「ビジネスアカウントにしたから」と単純に判断するのは避けたほうがよいでしょう。

まとめ

Instagramのビジネスアカウントは、企業や店舗、ブランドがInstagramを集客や販促に活用するうえで非常に便利なアカウントタイプです。個人アカウントから無料で切り替えることができ、インサイトによる分析、Instagram広告、予約投稿、ビジネス情報の表示、ショッピング関連機能など、ビジネス運用に役立つさまざまな機能を利用できます。

一方で、非公開アカウントにできないことや、一部の音源に制限がある場合があること、継続的な運用に時間やリソースが必要になることなど、事前に知っておきたい注意点もあります。

そのため、ビジネスアカウントへ切り替えること自体を目的にするのではなく、Instagramで何を達成したいのかを明確にしたうえで運用することが重要です。

認知拡大を目指すのか、フォロワーを増やしたいのか、Webサイトへのアクセスや問い合わせにつなげたいのかによって、見るべき指標や投稿内容も変わります。

これから企業や店舗としてInstagramを活用したい方は、まずビジネスアカウントへ切り替え、プロフィールや投稿内容を整えるところから始めてみましょう。すでにビジネスアカウントを運用している場合は、フォロワー数だけを見るのではなく、リーチ、保存、シェア、プロフィールアクセス、Webサイトクリックなど、自社の目的につながる指標を確認しながら改善していくことをおすすめします。

Instagramは、正しく運用すれば、単なる情報発信の場ではなく、認知拡大から集客、問い合わせ、商品・サービスの購入までつなげられるマーケティングチャネルになります。

COCOマーケでは、Instagramのアカウント設計から投稿企画、分析、運用改善、上位施策までご相談いただけます。

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