【完全ガイド】インスタストーリーに音源つける方法|初心者にも分かる使い方
- Ando
- 7月18日
- 読了時間: 16分
更新日:8月29日

インスタのストーリーは、写真や動画に音楽を加えることで、印象的な演出が可能です。とくに「音源つける」機能を使えば、個性やブランドイメージを強くアピールできます。しかし、やり方が分からなかったり、音楽がうまく追加できなかったりと悩むユーザーも少なくありません。
本記事では、Instagramの使い方を初心者にも分かりやすく、ストーリーに音源をつける方法を丁寧に解説し、注意点や活用アイデアもご紹介します。
目次
【Instagramの使い方】インスタストーリーとは?

インスタを日常的に使っている人なら一度は目にしたことがあるストーリー機能。画像や動画を気軽に投稿でき、しかも24時間で自動消去されるため、リアルタイムの共有に最適です。
フルスクリーン縦型表示
視覚に訴える体験を提供
タップやスワイプ操作
複数のストーリーを連続視聴
アンケートや質問スタンプ
フォロワーと双方向コミュニケーション
ハイライト保存
プロフィール上に後から残せる
ストーリーの機能性
ストーリーは、撮影した写真や動画を手軽に投稿できる機能で、投稿内容は24時間で自動的に消える仕様になっています。縦型のフルスクリーン表示で、スワイプやタップ操作によってスライドショーのように次々と閲覧できるのが特徴です。
また、アンケートスタンプや質問スタンプを使えば、フォロワーと気軽にコミュニケーションがとれます。
さらに、印象的なストーリーは「ハイライト」に保存してプロフィール画面に残すこともでき、後から見返したり新しいユーザーに見てもらったりできます。
フィード投稿との違い
ストーリーは、通常のフィード投稿やリールとは形式も使い方も異なります。まず、投稿が消えるまでの時間が24時間と短いため、リアルタイムな出来事や一時的な告知に適しています。
また、ストーリーには閲覧者の履歴が残るため、誰が見たかを確認できるのも大きな特徴です。フィードは静的な投稿が中心ですが、ストーリーは双方向性が高く、ユーザーとの距離を縮めやすい媒体といえます。
最近では、24時間で消える特性を活かしてストーリーを通じた接点づくりに力を入れ、商品紹介やキャンペーン告知などに役立てる企業も増えています。
【比較】ストーリーとフィード投稿の違い
特徴 | インスタストーリー | フィード投稿 |
表示時間 | 24時間で消える | 永続的にプロフィールに表示 |
形式 | 縦型、臨場感重視 | 正方形/長方形、静止画中心 |
インタラクション | 閲覧者確認やスタンプ利用可 | いいね/コメント主体 |
利用シーン | リアルタイム告知、気軽な投稿 | ブランド構築、長期保存向き |
【音源をつける】Instagramのオリジナル音源とは?
インスタでは、投稿に付ける音楽として「オリジナル音源」を活用することができます。オリジナル音源の使用とは、既存の音楽を使うのではなく、自分自身や他のユーザーが録音・制作した音声や音楽を投稿に加えるという方法です。
オリジナル音源の具体的な内容と、よく耳にするライセンス音源との違いについて解説します。
独自の音声や音楽
インスタにおけるオリジナル音源とは、自分や他のユーザーが録音・制作した音声・音楽を指します。通常のライセンス音源(ミュージックライブラリ内の楽曲)とは違い、著作権の心配なく自由に演出可能です。
リール機能で公開アカウントとして動画を投稿すると、それに含まれる音声はオリジナル音源として自動認識され、他のユーザーもその音源を利用してリールを作成できるようになります。つまり、ユーザーが制作・録音した音源が他の人の創作の一部として再利用される可能性もあるのが「オリジナル音源」です。
ライセンス音源
「ライセンス音源」とは、アーティストが制作した商業用の楽曲など、著作権で保護された音楽のことを指します。インスタにはミュージックライブラリが用意されており、収録されている曲についてはプラットフォームの規定に従って自由に使うことができますが、それ以外の音楽を勝手に使用すると著作権侵害となるリスクがあります。
一方、自分で録音した音や著作権フリーの素材を使えば、その心配なく自由に演出ができるというメリットがあります。オリジナル音源は自由に音楽を使うための代表的な手段といえるでしょう。
【注意点】ストーリーに自作音源が使えない理由とは
インスタのオリジナル音源について解説しましたが、実はストーリーに「自作の音源」は設定できません。ストーリーの編集画面を開くと「オリジナル音源」という項目があり、この点で多くの初心者が混乱しがちですが、これはあくまでリール動画を撮影したときに作られた音源です。
つまり、「オリジナル音源」として設定したい場合はストーリーではなく、リール動画として投稿する必要があります。ちなみに、リール動画で自作の音源を一から作りたい場合は「3分作曲」などのアプリを使用するのがおすすめです。
インスタストーリーに音源つける方法8ステップ
インスタのストーリーにオリジナル音源をつけるのは、意外と簡単です。操作の基本手順を知っておけば、誰でも簡単にオリジナル音源を投稿に加えることができます。
インスタでストーリーにオリジナル音源をつける方法を、8つのステップに分けて確認しましょう。
1.プロフィール+マークをタップしてストーリー作成画面へ
インスタのアプリを開いたら、まずは自分のプロフィールアイコンをタップしましょう。アイコンに表示されている「+」マークを押して、新しくストーリーを作成する画面へ進みます。
2.画像や動画を選択/撮影し、素材を用意
次に、ストーリーに使用する画像や動画を選びます。スマホのカメラロールからも選択できますし、その場で新しく撮影することも可能です。視覚的に伝えたい内容を意識して選びましょう。

3.GIFスタンプ→♬音楽アイコンをタップ
素材が決まったら、画面上部の♬マークをタップします。GIFスタンプマーク(顔のマーク)をタップ後、♬音楽アイコンを選択することで次のステップにも進めます。
4.「オリジナル音源」タブをタップ
音楽選択画面では、検索バーのすぐ下に「オリジナル音源」と表示されているタブを見つけられます。タップすることで、好きな曲やBGMを呼び出すことができます。
5.使用したい音源を選択
登録されているオリジナル音源の中から、使いたい曲を選びます。音源のプレビューを再生しながら、投稿の雰囲気に合ったものを探しましょう。使いたい部分が決まったら、その位置を指定して選択します。
6.「→」をタップし、フォントやジャケットデザインを選択
音源を選択したら、画面右上にある「→」のマークをタップして次の編集画面へと進みます。

7.曲名表示や歌詞スタイルをカスタマイズ
音源を加えたら、表示される曲名のフォントやジャケット画像を選ぶことも可能です。音楽のみにもできます。視認性の高いフォントや、投稿に合ったカラー・デザインを選ぶことで、より魅力的なストーリーに仕上がります。
8.完了をタップし、投稿内容を確認後「シェア」
すべての編集が終わったら、画面右下の「完了」ボタンをタップしましょう。
インスタのストーリーにオリジナル音源がつけられないときの原因と対処法
インスタのストーリーにオリジナル音源をつけようとしたとき、「音楽が選べない」「オリジナル音源の表示が出てこない」といったトラブルが起きることがあります。このようなトラブルは必ずしも機能の問題ではなく、設定や環境が原因の場合も少なくありません。
以下で、よくある原因とその対処法を順に解説していきます。
最新バージョンにアップデートされていない
まず、確認したいのが、インスタが最新のバージョンに更新されているかどうかです。アプリを長期間アップデートしていないと、新機能や音楽機能に対応していない可能性があります。
App StoreやGoogle Playで「Instagram」を開き、「アップデート」ボタンが表示されていれば、すぐに更新を行いましょう。アップデート後に再度アプリを立ち上げ、ストーリー作成画面で音楽追加ができるか確認してください。
音楽機能を制限されるアカウント設定になっている
インスタでは、アカウントの種類によって利用できる機能に違いがあります。特に「ビジネスアカウント」の場合、著作権上の制限から音楽機能の一部が使用できない設定になっていることがあります。
オリジナル音源をストーリーで使いたい場合は、「クリエイターアカウント」または「個人アカウント」へ切り替えましょう。プロフィールの「設定」から「アカウントタイプを変更」を選ぶことで、変更できます。ただし、変更してすぐは使えないことがあるため、注意しましょう。
端末の容量が足りない
意外に見落としがちなのが、スマートフォンのストレージ容量です。インスタは画像・動画・音声を扱うアプリのため、端末の空き容量が不足していると一部機能に不具合が生じることがあります。
特に、残りの空き容量が2GB未満になると、音源の読み込みや保存がうまくいかないケースも多くなっています。不要なアプリや写真・動画を整理して、数GBの空きを確保してから再度Instagramを立ち上げてみてください。
ネットワーク接続やアプリに不具合がある
通信環境が不安定な場合や、アプリ自体に一時的な不具合が起きている場合には、オリジナル音源の追加がうまくいかないこともあります。まずはWi-Fiやモバイルデータ通信の状態を確認し、必要であれば再接続を試みましょう。
また、インスタを一度ログアウトしてから再ログインしたり、アプリの再インストール、スマホの再起動を行ったりするのも効果的です。それでも解消しないときは、XなどのSNSで「インスタ 不具合」などと検索して、同様の現象が他のユーザーにも発生していないか確認してみましょう。システム側の問題であれば、時間をおいて再試行するのがベストです。
Instagramの凍結アカウント運用時のトラブル解決に関する記事はこちらでも詳しく紹介しています。
インスタのストーリーでオリジナル音源をつけるときの注意点

インスタのストーリーにオリジナル音源をつけると、投稿に個性や臨場感を持たせられます。しかし、活用する上でいくつかの注意点もあり、特にストーリーならではの仕様や音楽に関する著作権への配慮などは事前に理解しておくべきポイントです。
トラブルの原因にならないように、インスタのストーリーでオリジナル音源をつけるときの注意点もチェックしておきましょう。
再生時間の制限あり
インスタではコンテンツの種類ごとに再生可能な時間が決められており、ストーリーに関しては最大15秒までしか再生されません。フィード投稿やリール動画の最大90秒と比べても短く、音源の一部しか再生されないという点に注意が必要です。
せっかくオリジナル音源を用意しても、15秒の範囲内で伝えたい印象をしっかり表現する工夫が求められます。投稿前には、音楽のどの部分を使うかを入念に決めておくことが大切です。
投稿後は編集できない
一度ストーリーを公開すると、使用した音楽の差し替えや再生部分の変更など、音に関する編集はできなくなります。音源選びに失敗した場合は、投稿そのものを削除して再投稿するしかありません。
特に歌詞の表示や曲の再生位置などは、投稿前の段階でしっかり確認しましょう。下書きで何度か試してみるのもおすすめです。
著作権フリーでも違反になることも
インスタのミュージックライブラリには、9,000曲以上の無料音源が収録されています。これらはすべてインスタが契約を結んで提供している楽曲のため、安心して利用できます。
しかし、外部から取り込んだ音源を使用する場合には注意が必要です。たとえ「著作権フリー」と表記されている音楽であっても商用不可であったり、インスタの規約に違反したりする場合もあります。
【FAQ】ストーリーに音源をつける際のよくある疑問
インスタのストーリーでオリジナル音源を使って投稿を楽しむ人が増える中、設定や仕様に関して疑問を抱くこともあるかもしれません。
続いては、ストーリーのオリジナル音源について、よくある質問にお答えします。音源をより快適に活用するためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
Q1.今まで使えていたオリジナル音源が使えないのはなぜ?
インスタのストーリーで以前は使えていたオリジナル音源が急に使えなくなることがあります。理由の1つとして挙げられるのが、インスタ内での登録の取り消しです。音楽提供元との契約状況の変化によって、既に利用できなくなった音源がライブラリから削除される場合があります。
たとえ過去に使用できたとしても、その後の著作権の見直しやプラットフォーム側の判断により利用不可となることは珍しくありません。利用できなくなった音源については、他の音源に差し替えるか、再度登録・編集が必要です。
Q2.ストーリーのオリジナル音源は保存できる?
インスタのストーリーで使用したオリジナル音源は、お気に入りとして保存することが可能です。方法としては、画面上に表示される曲名をタップし、表示されたブックマークマークを選択すれば、音源が自分のコレクションに追加されます。
保存した音楽は、後から「保存済み」をタップすれば一覧として確認できるため、気に入った音源をすぐに使い回すことができて便利です。
Q3.ストーリーのオリジナル音源の音量は調整できる?
残念ながら、ストーリー投稿時にオリジナル音源の音量を投稿者側で自由に調整することはできません。音の大きさは元の音源に依存しており、視聴者がそれぞれの端末で音量を操作する必要があります。
【応用編】音源つきInstagram ストーリー活用アイデア集

オリジナル音源をつけたストーリーは、ただの写真や動画にとどまらず、見る人の感情に訴えかける強力な表現手段になります。視覚だけでなく音でもメッセージを届けられるため、世界観や雰囲気を効果的に演出したいときに最適です。
インスタのストーリーでオリジナル音源をうまく活用するための、具体的なアイディアをご紹介します。
投稿に合ったオリジナル音源で特別感を演出
インスタのストーリーでは、写真や動画に音源をつけることで、視覚と聴覚の両面から印象づけることが可能です。オリジナル音源を活用すれば、投稿に一貫性や独自性を持たせられるため、フォロワーの記憶に残りやすくなります。
特に、フルスクリーンで表示されるストーリーは没入感が高く、日常のちょっとした出来事も魅力的に演出できます。また、音の雰囲気が投稿内容とマッチしていれば、より深い共感を呼び、ユーザーとの距離感を縮めるためにも効果的です。
ブランドの世界観を音で伝える
ストーリーはフィード投稿よりも自由度の高い表現が可能なため、企業やクリエイターにとってはブランドイメージを伝える絶好の手段です。視覚に頼るだけでなく、音を加えることで世界観に厚みが生まれ、ブランドの個性がより鮮明になります。たとえば、若者向けの商品であれば流行の音楽、お年寄り向けには懐かしい音楽など、ターゲットに応じた音の演出が効果的です。
さらに、ハイライト機能を使えば、投稿が24時間で消えた後もプロフィール上に残せるため、ユーザーはいつでもアクセス可能です。ジャンルごとに整理しておけば、商品カテゴリ別の紹介としても活用できます。
イベント告知やキャンペーンに活用
ストーリーは24時間で消えるという特性があるため、期間限定のセールやイベント告知にぴったりです。オリジナル音源を組み合わせることで「今しか見られない」という特別感が増し、ユーザーの注目を引きやすくなります。
また、リンク機能を使えば、ECサイトや公式ページ、YouTubeチャンネルなど外部サイトへの誘導も可能です。クイックアクションやスタンプ機能などを併用すれば、コメントやリアクションを通じてフォロワーとの双方向のやり取りが生まれ、エンゲージメントの向上にもつながります。
Instagramのエンゲージに関してはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【映える使い方】音源つきストーリーを効果的に見せるコツ

ストーリーにオリジナル音源を加えるだけでも印象は大きく変わりますが、ほんの少しの編集を加えるだけで、その魅力をさらに引き出せます。
音楽の再生位置をずらしたり、歌詞の表示方法を工夫したりすることで、ストーリー全体の完成度をアップさせましょう。より効果的に見せるためのオリジナル音源の使い方を紹介します。
音源の再生位置を調整して印象を変える
インスタのストーリーに音楽をつける際は、流れる部分を自由に選ぶことができます。たとえばサビだけでなく、印象的なイントロや静かなAメロ、盛り上がりのあるBメロなど、曲の好きなパートを選択可能です。
編集画面では、画面下部に表示されるスライダーを動かすことで、音源の再生開始位置を細かく調整できます。再生時間は最大15秒まで変更できるため、投稿内容の雰囲気や伝えたいメッセージに合わせて最適なタイミングを選ぶことが大切です。曲の一部を切り取って活用することで、ストーリー全体の印象をより効果的に演出できます。
歌詞表示の有無で印象を変える
インスタのストーリーでは、オリジナル音源に合わせて表示スタイルを選択できます。歌詞を画面に流す形式や、アルバムジャケットや楽曲タイトルを表示する形式など、7種類以上のスタイルが用意されています。表示内容が不要な場合は、×ボタンをタップすることで非表示にもできるため、映像の雰囲気を優先したい場合にも柔軟に対応可能です。
歌詞を見せて共感を誘ったり、音楽だけで映像に集中させたり、内容に合ったスタイルを選ぶことで、ストーリーの完成度が高まります。
【まとめ】Instagram ストーリーに音源つけるメリットと活用まとめ
Instagram ストーリーに音源をつけることで、ただの写真や動画が、視覚と聴覚を刺激する印象的なコンテンツに生まれ変わります。臨場感や感情を音で表現することで、フォロワーとのエンゲージメントも自然と高まりやすくなります。
Instagram 使い方に慣れていない初心者でも、リール投稿を経由すればオリジナル音源の活用が可能です。投稿の再生位置や表示スタイルも柔軟にカスタマイズできるため、ブランディングやストーリーテリングにもぴったりです。
特に、ブランドの世界観を発信したい企業や、キャンペーン・イベントの告知を強化したいマーケターにとっては、非常に効果的な表現手段です。
あなたもぜひ、目的に応じて「音源つきInstagramストーリー」を活用し、SNSでの発信力をさらに高めてみてください!
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