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【2025年最新】インスタ再投稿(リポスト)機能の完全ガイド|やり方・メリット・注意点を徹底解説

  • 執筆者の写真: Ando
    Ando
  • 10月6日
  • 読了時間: 14分

更新日:10月8日

インスタ再投稿(リポスト)のやり方とメリットを解説するタイトル画像。Instagramで投稿を共有して運用効果を高める方法を紹介。

2025年8月、Instagram公式発表により長年のユーザーの願いを叶える画期的な新機能、公式の「再投稿」機能を全世界でリリースしました。これにより、これまで外部アプリやスクリーンショットに頼らざるを得なかった「他ユーザーの投稿を自身のフィードで共有する」行為が、アプリ内で手軽かつ安全に行えるようになりました。


このアップデートは、単なる利便性の向上に留まりません。Instagramのコンテンツ拡散の仕組みを根底から変え、個人ユーザーのコミュニケーションはもちろん、企業のマーケティング戦略にも大きな影響を与える「ゲームチェンジャー」です。


本記事では、このインスタ再投稿機能について、基本的な使い方から、ビジネスを加速させる戦略的活用術、著作権などの注意点まで、徹底的に解説します。


最新アルゴリズムとアップデートのあった新機能についてはこちらの記事でも解説しています。





目次




1. インスタグラムの再投稿(リポスト)機能とは?従来のリポストとの決定的な違い

売上を作るInstagram運用を紹介するビジュアル。リポストやインスタ再投稿を活用した露出型運用とアカウント最適化を提案。

Instagramの「再投稿」機能とは、2025年8月上旬に公式に導入された、他の公開アカウントが投稿したフィード投稿やリール動画を、自身のフォロワーのフィードやプロフィール上で共有できる機能です。「リポスト」という通称で呼ばれることもあります。


これまでInstagramで他者の投稿を共有するには、主に以下の方法が取られていましたが、それぞれに課題がありました。


ストーリーズでのシェア: 24時間で消えてしまうため、恒久的なコンテンツとして残せない。

外部リポストアプリの使用: アプリの切り替えが面倒、画質が劣化することがある、アプリのロゴ(ウォーターマーク)が入ってしまう。

スクリーンショットの撮影・投稿: 手間がかかる上、画質が著しく低下し、無断転載と見なされ著作権侵害のリスクが非常に高い。


公式の「再投稿」機能は、これらの課題をすべて解決します。その違いを以下の表で比較してみましょう。

比較項目

新機能「再投稿」

ストーリーズでのシェア

リポストアプリ

スクリーンショット

手軽さ

◎ 非常に簡単(数タップ)

○ 簡単

△ 手間がかかる

× 手間とリスク大

表示場所

フォロワーのフィード、自身のプロフィール(再投稿タブ)

ストーリーズ(24時間で消滅)

自身のフィード

自身のフィード

投稿元の明記

◎ 自動で表示(改変不可)

◎ 自動で表示

○ アプリのマークが付与

× 手動でメンション必須

コンテンツの質

◎ 元投稿のまま(高画質)

△ 縮小表示

△ 画質が劣化する場合がある

× 画質が著しく劣化

著作権リスク

◎ 低い(公式機能)

○ 低い

△ グレー(要許可)

× 高い(無断転載)


なぜ今、再投稿機能が導入されたのか?この背景には、UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)の重要性の高まりがあります。


企業からの一方的な宣伝よりも、実際に商品やサービスを利用したユーザーのリアルな声の方が、他の消費者にとって信頼性が高く、購買意欲を刺激する「ソーシャルプルーフ(社会的証明)」として機能します。InstagramはこのUGCの価値を最大化し、プラットフォーム内のコミュニケーションをさらに活性化させるため、公式的に再投稿機能を導入したと考えられます。


下記の記事では、インスタ再投稿(リポスト)も含めた投稿共有の手法と、検索・おすすめ表示を活用して商品を発見されやすくする運用術を詳しく解説しています。DM対応のコツやショッピング機能の活用法まで網羅された完全ガイドです。




2.新機能再投稿の基本的な使い方|インスタで投稿を共有する方法【画像で解説】

再投稿の操作は非常にシンプルで、誰でも直感的に利用できます。リール動画とフィード投稿で基本的な流れは同じです。


再投稿のやり方(リール・フィード共通)


  1. 再投稿したいコンテンツを見つける

    フォロワーのフィードや発見タブで、共有したい公開アカウントの投稿(リールまたはフィード投稿)を探します。


  2. 「再投稿」アイコンをタップする

    投稿の下に表示される、2つの矢印が円を描くような新しい「再投稿」アイコンをタップします。(従来の紙飛行機マーク(シェア)の隣や、その中に含まれる場合があります)


  3. (任意)コメントを追加する

    「考えを追加」という吹き出しが表示されるので、タップして自分のコメントや感想、ハッシュタグなどを追記できます。何も書かずに再投稿することも可能です。

    インスタ再投稿機能の解説画像。おすすめタブに投稿を掲載する方法を紹介し、リポストや共有を活用して認知度・売上をアップさせる。

  4. 「再投稿」を完了する

    コメントを入力後、またはそのまま「再投稿」ボタンをタップすれば完了です。



再投稿されたコンテンツはどこに表示される?

インスタ再投稿を活用した際に表示されるタブの位置を説明した画像

再投稿されたコンテンツは、主に2つの場所に表示されます。


フォロワーのフィード: フォローしているユーザーのフィードに「(あなたのユーザー名)が再投稿しました」という形で表示されます。


プロフィール画面の「再投稿」タブ: プロフィールグリッド(写真一覧)に新設された「再投稿タブ」に、これまでに再投稿したコンテンツがすべて蓄積されます。これにより、あなた自身の投稿と、あなたが共有した投稿を分けて見ることができます。


この「再投稿」タブは、あなた自身の興味やセンスを示す「キュレーションページ」のような役割も果たします。




3. ビジネスを加速させる再投稿(リポスト)機能の5つのメリット

この新機能を戦略的に活用することで、企業やクリエイターは多くの恩恵を受けられます。


メリット1:圧倒的な拡散性の獲得


最大のメリットは、これまでInstagramの弱点とされてきた「拡散性」が飛躍的に向上した点です。再投稿されたコンテンツは、再投稿したユーザーのフォロワーにも表示される可能性があります。つまり、「元の投稿者をフォローしていない人」のフィードにも届くチャンスが生まれたのです。これにより、コンテンツが自然発生的に広がるバイラル効果が期待できます。



メリット2:コンテンツ制作の効率化とコスト削減


常に新しい投稿を企画・撮影・編集するのは大変な労力です。しかし、ユーザーが生み出してくれた魅力的なUGCを再投稿することで、安定した投稿頻度を保ちながら、アカウントの鮮度を維持できます。これにより、コンテンツ制作にかかる時間とコストを大幅に削減できます。



メリット3:信頼性の高いPR(ソーシャルプルーフの確立)


「お客様の声」としてユーザーのリアルな投稿を紹介することは、何よりも雄弁な広告となります。企業が「この商品は素晴らしいです」と100回語るよりも、第三者であるユーザーが語る「この商品、最高!」の一言の方が、他のユーザーの心に深く響き、購入の強力な後押しとなります。再投稿は、このソーシャルプルーフを最も効果的に見せる手段です。



メリット4:エンゲージメントとコミュニティの強化


ユーザーは、自分の投稿が公式アカウントに取り上げられることを非常に喜びます。再投稿は、単なる「いいね!」やコメントよりも強力なコミュニケーションとなり、ユーザーとの間に特別な繋がりを生み出します。これがコミュニティ意識を醸成し、アカウント全体のエンゲージメント(いいね、コメント、保存)向上に寄与します。



メリット5:ブランドロイヤリティの醸成


自社の商品やサービスを愛用し、発信してくれるファンを大切にする姿勢を示すことは、ブランドへの信頼と愛着(ロイヤリティ)を深める上で極めて重要です。再投稿は、ファンを「単なる消費者」ではなく「ブランドを共に創るパートナー」として尊重するという強力なメッセージになります。




4.【事例別】明日から使える!再投稿(リポスト)機能の戦略的活用術

コスメ業界やインフルエンサーのインスタ再投稿機能活用例。再投稿やリポスト機能を使ったプロモーション戦略を紹介する画像。

メリットを理解した上で、具体的にどのようにマーケティング戦略に組み込んでいけば良いのでしょうか。業種別に明日から実践できる活用シナリオを提案します。


活用術1:UGC活用ハッシュタグキャンペーン(アパレル・飲食・コスメ業界)


特定のオリジナルハッシュタグ(例:#〇〇コーデ #〇〇な暮らし)を付けて投稿してもらうキャンペーンを実施し、優れた投稿を公式アカウントで再投稿します。


ポイント

  • 単なるプレゼント企画で終わらせず、「公式アカウントで紹介される」という名誉をインセンティブにする。

  • 投稿テーマを具体的に設定する(例:「新商品の〇〇を使った夏の着回しコーデ」)。

  • 再投稿する際は、キャプションで投稿者のセンスを褒めたり、コーディネートのポイントを解説したりすることで、付加価値を高める。


さらに、Instagramを活用した飲食店・ブランドの効果的なプロモーション施策については、こちらの記事でも詳しく解説しています。



活用術2:お客様の声・導入事例の紹介(BtoB・SaaS・コンサルティング業界)


無形商材を扱うBtoB企業にとって、「お客様の声」は信頼の証です。顧客企業が自社サービスについて言及してくれた投稿や、イベント参加者が感想を投稿してくれた内容を再投稿します。


ポイント

  • 事前にDMなどで顧客に掲載許可を丁寧に取り、良好な関係を築く。

  • 再投稿時に「〇〇株式会社様にご活用いただいております」といった形で、導入企業の紹介を添える。

  • イベントの感想などはリアルタイムで再投稿すると、会場の熱量を伝え、次回の参加意欲を喚起できる。



活用術3:インフルエンサー・コラボ投稿の拡散(全業種)


インフルエンサーに商品を提供して投稿してもらった際、その投稿を自社アカウントでも再投稿します。


ポイント

  • インフルエンサーのフォロワーだけでなく、自社のフォロワーにも投稿を届け、相乗効果を狙う。

  • 「〇〇さんに素敵にご紹介いただきました!」とコメントを添えることで、インフルエンサーへの敬意を示し、良好な関係を維持する。




5. 知らないと危険!再投稿(リポスト)機能の注意点とマナー

非常に便利な「再投稿」機能ですが、使い方を誤るとトラブルの原因にもなりかねません。以下の点に注意しましょう。



注意点1:著作権と肖像権への配慮


公式機能では投稿元が自動で明記されるため、スクリーンショットによる無断転載のような明確な著作権侵害のリスクは低いです。しかし、投稿されている写真や動画に写っている人物の肖像権など、権利関係は依然として存在します。特に企業が商業目的でUGCを再投稿する場合は、トラブルを避けるためにも、事前にDMなどで投稿者に使用許可を得るのが最も安全で丁寧な対応です。



注意点2:非公開(プライベート)アカウントからの再投稿は不可


プライバシー保護の観点から、非公開に設定されているアカウントの投稿は再投稿できません。再投稿できるのは、全体に公開されているアカウントの投稿のみです。



注意点3:再投稿のやりすぎに注意


再投稿は便利ですが、そればかりになるとあなた自身のアカウントの独自性が失われてしまいます。「他人のコンテンツばかりを共有しているアカウント」という印象を与えかねません。自身のオリジナル投稿と再投稿のバランスを考え、計画的に運用しましょう。



注意点4:意図しない再投稿(誤タップ)


一部のユーザーからは「再投稿ボタンの位置がコメントボタンなどと近く、誤って押してしまう」という不満の声も上がっています。もし誤って再投稿してしまった場合は、プロフィール画面の「再投稿」タブから該当の投稿を見つけ、メニュー(「...」アイコン)から削除することができます。




6.インスタ再投稿(リポスト)がアルゴリズムやSEOに与える影響とは?

再投稿機能は、Instagram内での発見可能性(ディスカバラビリティ)と、外部検索エンジンからの流入(SEO)の両方にポジティブな影響を与える可能性があります。


Instagramアルゴリズムへの影響


Instagramのアルゴリズムは、ユーザーのエンゲージメント(いいね、コメント、保存、シェアなど)を重要なシグナルとして評価します。Instagramの責任者であるアダム・モセリ氏も、シェア(Sends)が特に非フォロワーへのリーチ(Unconnected Reach)において重要であると示唆しています。


オリジナル投稿へのプラス効果: あなたの投稿が多くの人に再投稿されれば、それは「価値の高いコンテンツ」であるとアルゴリズムに判断され、さらに多くの人(フォロワー外も含む)のおすすめに表示されやすくなります。


再投稿者へのプラス効果: 価値のあるコンテンツを共有することで、フォロワーからのエンゲージメントが高まり、あなたのアカウント自体の評価も向上する可能性があります。



Instagram SEOとGoogle検索への影響


2025年、Instagramは大きな転換点を迎えました。公開されているプロフェッショナルアカウントの投稿がGoogleなどの検索エンジンにインデックス(登録)されるようになったのです。これにより、Instagramは単なるSNSではなく、強力なSEOツールとしての側面も持つようになりました。

この文脈において、再投稿は以下のように機能します。


インデックスされるコンテンツの増加: 再投稿は、元のコンテンツへの参照を増やし、そのコンテンツがGoogle上で見つかる可能性を高めます。


キーワードの追加: 再投稿時に「考えを追加」でコメントを追記する際、関連するキーワードを自然に含めることで、その投稿が特定の検索クエリでヒットする可能性を高めることができます。


Instagram SEOの基本を忘れずに:再投稿だけでなく、プロフィール名、自己紹介、投稿キャプション、代替テキスト(Alt Text)にターゲットキーワードを盛り込むといった基本的なSEO対策も、Google検索での可視性を高める上で非常に重要です。


Instagramが検索エンジンにどのように評価され、SEOにどのような影響を与えるのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。




7. よくある質問(FAQ)


Q1. なぜ私のInstagramアカウントに再投稿機能がないのですか?


新機能は通常、全ユーザーに段階的に展開されます。アプリが最新バージョンになっているかを確認し、まだ表示されない場合は、しばらく待つ必要があります。また、一部地域やアカウントタイプによって利用可能になるタイミングが異なる場合があります。



Q2. 再投稿を削除するにはどうすればよいですか?


自分のプロフィール画面に移動し、「再投稿」タブを開きます。削除したい投稿を見つけて、投稿の右上にある「...」メニューをタップし、「再投稿を削除」または同様のオプションを選択します。



Q3. 誰が私の投稿を再投稿したか確認できますか?


現時点では、誰が自分の投稿を再投稿したかを一覧で確認する公式の機能はありません。ただし、再投稿されたコンテンツがあなたのフォロワーのフィードに流れてきたり、通知が届いたりすることで間接的に知ることは可能です。



Q4. 再投稿すると、元の投稿の「いいね」やコメントはどうなりますか?


「いいね」やコメント、再生回数などのエンゲージメントは、すべて元のオリジナル投稿に集約されます。再投稿はあくまで共有の手段であり、エンゲージメントを分散させることはありません。これはクリエイターにとって大きなメリットです。




8. まとめ

Instagramの再投稿機能は、単なる便利な機能ではなく、プラットフォームの文化や戦略そのものを変革する大きなアップデートです。これまで「閉じたSNS」と言われてきたInstagramは、再投稿機能の登場によって、X(旧Twitter)のリツイートのようにコンテンツが拡散しやすい“開かれたSNS”へと進化しました。


また、ユーザーが生み出すリアルな声を企業が効果的に活用できるようになったことで、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を中心としたマーケティングがより活発になり、信頼性の高いプロモーションが可能になっています。さらに、クリエイターにとっても、自身の投稿をより多くの人に届ける機会が広がり、ファンとの新しい関係性を築くきっかけとなっています。


加えて、再投稿はGoogle検索との連携強化にも貢献し、Instagram内外でのコンテンツの発見性を高める要因にもなっています。

このように、再投稿機能は“拡散”“信頼”“発見”の3つの側面で大きな進化をもたらしました。この変化の波に乗り遅れないよう、本記事で紹介した使い方やメリット、注意点を理解し、ぜひ今日から戦略的に再投稿を取り入れてみてください。正しく活用すれば、あなたのInstagram運用はこれまで以上に広がり、アカウントを新たなステージへと導いてくれるはずです。


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