【2025年版】インスタストーリー完全攻略|ファン化・集客・販売を実現する戦略運用法
- Ando
- 11月11日
- 読了時間: 17分
更新日:7 日前

「インスタのストーリー、毎日更新してるけど成果が出ない…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、ストーリーズ運用で売上を伸ばしている人の多くが、“戦略的に教育とファン化を仕組み化”しています。
本記事では、初心者でも今日から実践できる「ストーリーでファンを育て、販売までつなげる運用法」を徹底解説。「インスタストーリーとは?」の基本から、「ハイライト設計」まで、図解でわかりやすく解説します。
目次
インスタストーリーとは?初心者にもわかる基本機能と魅力

Instagramストーリーズは、SNSを活用した収益化において、最強の武器になるツールです。
写真も動画も、音楽も文字も自由に組み合わせることができ、リアルタイムの発信ができるほか、フィードやリールよりも先にユーザが閲覧しに来る場所として、目に留まりやすいという特徴があります。
さらにInstagram内で、唯一リンクを添付することができる場でもあることから、運用や収益化の鍵となっています。
フォロワーが多いだけの企業アカウント・インフルエンサーアカウントと、実際に商品が売れ、収益が立つアカウントとの違いは「ストーリー運用」にあるといってよいでしょう。
近年は、フィードやリールでユーザーリーチを拡大し、ストーリーでキャラクター性を見せながら信頼を構築していくのが鉄則といわれています。
【最新】インスタアルゴリズムとストーリー表示の関係
Instagramストーリーを上手に活用するべき理由には、Instagramのアルゴリズムも関連しています。
近年Instagramでは、ストーリーを巧みに運用し、ユーザーとコミュニケーションを取ることができるアカウントがレコメンドされやすいアルゴリズムになっています。とくにストーリーからDMを獲得することが重視されており、「表示」などDMを促進するための新しいストーリースタンプも登場しました。
よってストーリーを的確に発信し、ユーザからリアクションを返してもらえるようなアカウントを構築しなければ、どのような良質な発信を行い、良質な商品を持っていたとしても、Instagramでの集客は難しいといえるでしょう。
フォロワーにファンになってもらうのと同時に、アルゴリズムに拡散されやすく、より収益が上がりやすい仕組みを作ることができるのが、インスタストーリーズの運用です。
売上を伸ばすためのインスタストーリー導線設計
Instagramストーリーはただ投稿するだけでは成果は出ません。
Instagramを使った販売においても、SNSマーケティングの鉄則ともいわれる、集客、ファン化、教育、販売の4つの流れを経て売り上げを立てていくことになりますが、実際にこのシナリオをどのようにストーリー内で構築をしていくのかが重要になります。
「いい商品だから買ってみよう」と思ってもらうだけではなくて、「この人がおすすめをしているから買ってみよう」と思われるためのアカウントになるには、日々のストーリー運用でのコミュニケーションや、情報の発信が欠かせません。
フォロワーをファンに変えるストーリー運用法
Instagramストーリーでとくに力を入れるべきは「ファン化」と「教育」のフェーズではないでしょうか。
毎日何枚も投稿ができるストーリーは、フィードやリールと比べてあなたの思いをフォロワーに伝えやすいという特徴があります。「あなたがこの発信をしている理由」や「あなたの価値観」を繰り返しユーザーに届けるのには、ストーリーが最適です。
さらに考え方やビジョンを共有しやすいため、人となりやブランドイメージに憧れてもらうための投稿が行いやすいというメリットもあります。人の思想の深い部分に触れたり、ブランド立ち上げまでの紆余曲折を知ることができたりすると、人は一気に親近感を覚えやすくなるものです。
とくにファン化と教育に力を入れるつもりで「フォローしてくれているユーザーによりのめり込んでもらうためのストーリー運用」を心がけましょう。
【事例付き】教育型ストーリーの作り方と構成
続いては、あなたの価値観を教育していくためのストーリー運用について、より詳しく紹介していきます。一例として今回はレシピ発信を行っているインフルエンサーアカウントを例に取り上げて、Instagramストーリーのノウハウを解説いたします。
あなたが運用しているのがレシピアカウントである場合、「レシピアカウントを始めたきっかけ」がどこかに眠っているはずです。
毎日外食で健康診断に引っかかってしまい、体がボロボロになってしまった
将来いいお嫁さんになるために、日々料理を研究している
カフェをオープンするにあたり、自分もナチュラルな食生活に気を配るようになった
など、アカウントを立ち上げるにあたっての紆余曲折をきちんとフォロワーへ伝えてあげましょう。
発信者として安定した立場になってしまうのではなく、人間らしい部分を見せることで、よりファンになってもらいやすくなります。機械的なアカウントよりも日頃の気持ちや考えが表れるアカウントを目指すことで、よりインスタでの売上をあげることにも繋がっていきます。
アカウントの設計の際の紆余曲折を伝えたのちには、日頃の発信からその物語を意識し、繋げていけるようにストーリーのシナリオを組むのがおすすめです。
例えば「将来いいお嫁さんになるために、日々料理を研究している」という裏話があるのであれば、
将来の家庭や家族の理想の話をする
今日知り合った、ちょっといい感じの異性との会話を見せる
おひとり様クリスマスディナーの様子をアップする
などをしながら、あなたの価値観や世界観をストーリーを通して教育していきましょう。
Instagramストーリーは日常の些細なひとコマをアップするように使うユーザーが多いため、「毎日の些細な気づき」や「ちょっとした出来事のシェア」をするのにぴったりです。
日常のひとコマを発信しながら、アカウントブランディングを行っていきましょう。ファンがついてくれば、自社商品はもちろん、アフィリエイト商品でも売上を上げられるアカウントに自然となってくるはずです。
アフィリエイトに関する知識はこちらの記事にて解説しています。
スタンプ機能でエンゲージメントを高める方法

ストーリーの魅力的な点のもうひとつには、コミュニケーションを促進するためのさまざまな専用スタンプが用意されているという点です。
質問やアンケート、ワンタップリアクションなど、さまざまなストーリースタンプを活用してフォロワーとのコミュニケーションを積極的に取っていきましょう。
教育を行いながら「同じことに悩んだことある人いる?」というアンケートスタンプを配置したり、「一緒にがんばる人募集中です!」という一言の近くにリアクションのスタンプを貼ったり。
教育をかけながらアルゴリズムにも有利に働きかけられる有益な方法として、フォロワーに参加してもらえるストーリー構築を目指すとよいです。
自分の話で熱くなって、つい読者を置いていってしまいそうなときこそリアクションスタンプを配置しながら、反応してくれる濃いファンを増やし、信頼されるインフルエンサーを目指していきます。
ストーリーへのリアクションや問い合わせ、相談のDMなどは一朝一夕に増えるものではありません。しかし継続することで必ずファンがついてきてくれます。
諦めずに、日々のストーリー運用を見直していきましょう。
ストーリーハイライトの設定と活用法
あなたのプロフィールや価値観を紹介しているストーリーは、ユーザーにとって大切な情報となります。
今日そのストーリーを見ていないユーザーや、現在あなたのことをフォローしていないユーザーにもぜひ届けるべき有益なストーリーは、専用のハイライトを設置して、後からでも見返せるような仕組みを作るのがおすすめです。
ストーリーハイライトの重要性は「売り上げ向上のためのハイライト設計術!」の見出しで解説します。
ストーリーの滞在時間も意識しよう!
Instagram全般にいわれているのが「滞在時間の重要性」です。
ひとつのフィードやリールにユーザーがどれくらい足を止めたかという指標を滞在時間と呼び、長ければ長いほどアルゴリズムに評価されやすいといわれています。
滞在時間の重要度はストーリーにおいても同様です。
できるだけ滞在してもらい、スルーされないストーリーのために、スタンプなどでフォロワーが参加できるシナリオを組むことが重要といわれています。
さらに24時間で「一度にアップされているストーリーの枚数」が増えれば増えるほど、めくる枚数が増えることで「あなたのストーリーを見てくれている時間」が長くなることも忘れてはいけません。
ストーリーを1枚アップしているよりも10枚アップしていた方が、10倍の滞在時間を獲得できる可能性が高くなります。
ぜひ慣れてきたら、複数枚のストーリーを使ってあなたらしさやあなたの価値観を伝えられるように意識するとよいでしょう。Instagramストーリーのフォロワー滞在時間を確保する、有益な施策となります。
インスタストーリーテンプレートとリンク設計
インフルエンサーアカウントも増え、PR投稿にも慣れてきている現在のユーザーに向けての販売は、「リンクを貼るだけ」では不十分です。売上のための投稿だということが丸見えになってしまうと、離脱をされたり、フォローを外されたりしてしまう可能性が高まります。
ぽっと1枚のストーリーにリンクを貼るだけでは売上に繋がらないどころか、マイナスイメージであることを意識しましょう。ストーリーのシナリオの中で販売リンク(CTR)を貼るように心がけるのがおすすめです。
この流れが、ストーリーで売り上げを上げやすいシナリオであるといわれています。
ストーリーを5枚またはそれ以上活用して、初めてリンクを添付するのでなければ商品の魅力は伝わらず、ストーリー運用による収益化も見込めません。
とにかくリンクを貼るのではなくて「教育にいかに時間をかけるか」を意識しましょう。
リンククリック率を上げる設計法をさらに詳しく知りたい方はこちら。
売り上げ向上のためのインスタハイライト設計術!

インスターストーリーを活用して売り上げを上げるためにはストーリーの設計が欠かせません。
ストーリーでは24時間経てばコンテンツが消えてしまい、アカウントの保有者がアーカイブで探す以外に目にする方法がなくなってしまいます。
そんな時に活用したいのがストーリーハイライトです。
ハイライトはプロフィール画面に設定をすることができ、24時間たった後でもハイライトに登録しているストーリーであれば、いつでも、フォロワー外のユーザーであっても、閲覧することができるコンテンツです。
ハイライトは「自己紹介」や「実績」「レビュー」「商材の販売」などカテゴリーに分けて、別のハイライトを設定するのがおすすめです。
あなたのアカウントにやってきたユーザが気になる情報を直ちにチェックできるよう、的確にハイライトを分けて設置しておき、必要十分なストーリーの枚数をきちんと組み込むようにしましょう。
2025年最新のハイライトの活用法についてはこちらの記事で解説しています。
なぜハイライトが重要なのか?
ストーリーハイライトがインスタ運用と収益化の要となるのには、主に2つの理由があります。
それが「アカウントの顔となる」役割を果たしてくれることと「リンクスタンプがいつまでも有効に作用する」ことの2点です。
はじめに、アカウントの顔となる重要性についてです。
ハイライトをアカウントのプロフィール欄に設置することで、あなたのアカウントをはじめて訪れたユーザであっても「普段どのような発信をしているのか」という世界観を確認することができたり、「発信のコアになっている考え方」を確認することができたりするため、フォローしたいアカウントかをじっくりと考えることができるようになります。
ハイライトがあるのとないのとでは、あなたのアカウントのコンセプトや人柄の伝わりやすさが大きく変化し、新しいユーザがファンになってくれる確率も変化するものです。
運用でフォロワーを増やすためにもストーリーハイライトは活躍をしてくれますが、集客の面だけではなく、収益アップのためにおいてもストーリーのハイライトが重要となります。
なぜならハイライトに設定しているストーリーは、リアクションなどのスタンプを無効化するものの、リンクスタンプのみは有効となっており、リンク先のサイトにいつでも飛べるようになっているからです。2つ目の重要性については例を元に、ご説明させていただきます。
例えばハイライトに設置した「あなたはどう思う?」と問うアンケートスタンプは、ストーリー有効時間の24時間が過ぎてしまえば、閲覧者は回答ができなくなります。
しかしあなたがアフィリエイト商材や自社商品の販売のために貼っているリンクの場合は、ハイライトからでもリンクを踏むことができるのが、大きなInstagramの特徴といえるでしょう。Instagramストーリーで売り上げを上げるためには日ごろの集客や教育販売が必要となりますが、たとえ24時間ずっと同じ商品のリンクを貼り続けていなくても、ハイライトをひとつ残すことで「あなたの商品を購入してもらうための道筋」を常にユーザに提供することができます。
ストーリーにて販売する商品や、訪れて欲しいページなどを持っている場合は、ぜひハイライトを有効に設置し、ユーザを誘導してあげましょう。
インスタストーリーを継続するコツとネタ切れ対策

Instagramのストーリーを運用するうえで、多くの人が悩みやすいのは「投稿を習慣化できない」というものと「ネタが尽きてしまう」という点ではないでしょうか。
投稿を習慣化するには、継続が1番です。
アカウントを開設してまもなくは、売り上げが立ち続けるストーリーを設計するのは難しいでしょう。しかしなかなか収益につながらなくても、リアクションを取れなくても、ストーリーを上げ続ける努力が大切となります。
トライアンドエラーを重ねることで、あなたもストーリー運用が上達する可能性があるため、ストーリーが売り上げに結びつく日も訪れやすくなるはずです。
ストーリーを運用したいけれど投稿するネタがないと困ってしまっている場合は、ベンチマークアカウントのストーリー運用を参考にしてみると良いでしょう。
同じ系統、業種のアカウントが、どのようなネタをストーリーに組み込んでいるのかチェックしてみると参考になります。
さらに近年はChatGPTなどの生成AIに投稿のネタを考えてもらうという方法もあります。Instagramストーリー用に、レシピアカウントをフォローしているユーザがリアクションをしてくれそうな台本を尋ね、ストックしていきましょう。
投稿の継続ができるようになり、Instagramストーリーのネタにも困らなくなったら、よりファン化と収益化を進めるためにも「数字を見る習慣」をつけることがおすすめめです。
リーチやクリック数、DM数、リアクションスタンプの反応率などをインサイトで確認しながら、反応が良かったストーリーと反応が悪かったストーリーに分類していきましょう。
良かったストーリーの共通点と悪かったストーリーの共通点を見出すことができれば、あなたのアカウントはよりストーリーでフォロワーとコミュニケーションができるアカウントとなり、売り上げが上がりやすいInstagramアカウントとなります。
投稿を続けたいけれどネタが尽きてしまう…そんな方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
インスタストーリーについてよくある質問(FAQ)
ストーリーを活用してみたいけれど、実際にどう使えば良いのか迷う方も多いはず。
ここでは、Instagramストーリー運用に関するよくある質問にお答えします。
Q1. ストーリーとフィード投稿はどう使い分ければいいですか?
A.フィードは「検索や発見欄での拡散」が目的、ストーリーは「既存フォロワーとの信頼構築」が目的です。つまり、フィード=新規リーチ、ストーリー=ファン化・販売導線と覚えましょう。ビジネス運用では、リールで集客 → ストーリーで教育 → リンク導線で販売、という流れが鉄則です。
Q2. ストーリーの閲覧数が減ってしまいました。どうすれば改善できますか?
A.閲覧数が下がる原因は主に以下の3つです。
1️⃣ 投稿頻度が不安定
2️⃣ 同じ内容が続き「既視感」を与えている
3️⃣ スタンプなどの「参加型要素」が少ない
改善するには「質問」「アンケート」「リアクション」などのインタラクションスタンプを週2〜3回活用すること。また、24時間以内に複数枚投稿することで滞在時間を増やし、アルゴリズムに好まれやすくなります。
Q3. 商品やサービスのリンクを貼ってもクリックされません。どうすればいい?
A.いきなりリンクを貼るのはNGです。「共感 → 解決策 → 商品紹介 → リンク提示」のストーリー構成が基本。最低でも5枚構成(例:導入2枚+共感1枚+解決1枚+リンク1枚)で「ストーリー内教育」を行いましょう。→ 詳しくは関連記事「コンバージョン率をアップする5つの心理テクニック」も参考にしてみてください。
Q4. ハイライトって本当に必要ですか?
A.はい。ハイライトはあなたのアカウントの“名刺”です。フォロー前のユーザーがプロフィールから内容を確認できるため、第一印象と信頼性の向上に直結します。「自己紹介」「実績」「レビュー」「おすすめ商品」など、目的ごとに分けて設置しましょう。→ 詳細は「【2025年最新】インスタハイライト大型アップデート完全攻略|企業のマーケティング戦略はどう変わる?」をご覧ください。
Q5. ストーリーのネタが思いつきません。どうしたらいいですか?
A.ネタ切れ対策には以下の方法が有効です。
「今日の気づき」「昨日の失敗」「お客様の声」など、日常の断片が共感を生みます。大事なのは“完璧より継続”です。
まとめ|インスタストーリーで収益化を成功させるポイント
ストーリーで売り上げを上げるためには「戦略的な設計」がカギとなります。
価値観を伝え、フォロワーに信頼してもらい、コミュニケーションをとりながら行動につなげていくためには、1枚1枚の無造作なストーリーではなく、戦略的なファン化を練ったコンテンツを投稿していく必要があるでしょう。
Instagramストーリーは、インスタ運用の収益化の要となるポイントです。
フォロワーの目線やニーズを意識しながら信頼してもらえるアカウント構築を目指して、あなたも今日からストーリーの運用に注力してみてはいかがでしょうか。
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